【MICHIKOのコラム】唐辛子とは!

ナス科  原産地は熱帯アメリカ
辛味が特徴のスパイス

唐辛子は、紀元前からアメリカ大陸固有のもので、15世紀末にコロンブスのアメリカ
大陸発見によるものといわれています。原産地では、9000年も前から栽培されてい
たといわれています。わずか数百年の間に世界中の食卓に欠かせないスパイスとなり
ました。
非常に適応力が強い植物で、さまざまな品種があります。その数は3000種類にも及ぶ
といわれています。その辛味成分は「カプサイシン」という成分で、その含有量は品
種や産地により大きく変わります。
日本には16世紀頃に伝来したといわれ、赤唐辛子系では、鷹の爪、八房などがあり、
古くからお馴染みのスパイスです。
料理の「辛みづけ」に用いられることが多いスパイスで、炒め物、焼き物、漬物、煮
込み料理、スープ、パスタ、ソースと幅広く使われています。

食べ過ぎに注意!

唐辛子、辛いものはお好きでいらっしゃいますか。
唐辛子を使った適度な辛さのお料理や調味料は、食欲を増してくれ、料理を美味しくしてくれます。
唐辛子の持つ刺激的な辛味は、食べ慣れてくると病みつきになり、辛さの度合いもエスカレートしてくるといわれています。
唐辛子の「カプサイシン」をとり過ぎると、粘膜を傷つけ、のどや胃を荒らすこともあるので、ほどほど・・・を心がけ、辛い物の食べ過ぎには注意しましょう。

唐辛子の辛みは、どこにあるの?

唐辛子を割ってみると、中に種がいっぱい入っていますが、その種のまわ
りにある綿のような部分「胎座(タイザ)」に辛みがあります。次に辛いのは
、赤い皮の部分です。(種自体は辛くはありません。)
唐辛子のホールを料理に使用するときには、中の種をとって、使うことをオス
スメします。
唐辛子を触った手で、顔や体、目や鼻の中などに触ったりすると、痛みがでま
す。絶対に触らないようにしてください。

保存場所

スパイスは「香り」と「色」がとても大切なデリケートなものです。
「光」「熱」「湿気」は大敵です。

パウダーは、
調理中に火のそばに置かないように、(コンロの近くに)
鍋の上で直接振り入れないように、(小皿などに入れて使う)
つり戸棚などにおかないよう、(料理中の湿気がまわる)
使い終わったら、すぐにしっかりとビンの蓋をしめ、冷暗所で保存しましょう。

*冷蔵庫・冷凍庫に入れる際は、水滴(結露)する可能性があるので、使ったら、蓋
をして、すぐに冷蔵庫・冷凍庫に戻しましょう。
ホールは、
きちんと容器に入れたり、蓋をしめたりして、冷暗所で保存しましょう。
唐辛子は、お子様の手の届かないところに保存するように気をつけましょう。

コラム著者:美楽流 MICHIKO

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