今月は、唐辛子、お料理のお話です。
その前に、先日、生のしし唐辛子を炒め物に使ったのですが、あまりの辛さにビックリ(@_@;)。お客様も箸が止まってしまいました。罰ゲームじゃありません~♪
そこで、使い残しのしし唐辛子は、辛みが強いといわれている種の部分を取り除き、別のお料理へ。あら、不思議、今度は辛くはありません! ピーマンのようでした。辛さが苦手な方は、種をとって使うといいですよ。
★唐辛子の調理ポイント
☆唐辛子は小さく切りましょう♪
輪切りにしたり、小さく刻むことで、辛みが強く感じられるようになります。
辛味を抑えたい時は、丸のまま使いましょう。
☆種の取り方はどうするの?
唐辛子のへたを調理ばさみなどで切り取り、軽くもんでから、振り出しましょう。
出にくい時は、楊枝を差し込んだりして、軽く回して振り出します。
☆乾燥した赤唐辛子を輪切りにしたい時、どうしていますか?
赤唐辛子のヘタを切り取り、軽くもんでから、種を振り出しましょう。乾燥したまま、はさみで1mm幅に切りましょう。(種をそのままにしておくと、辛すぎることもあります)
または、赤唐辛子を水やぬるま湯で柔らかくもどしてから、へたを取って種をしごき出し、はさみで1mm幅に切るととても切りやすいです。
唐辛子を触った手は、すぐに洗うことを忘れずに! 間違っても、目を触ったりしないように注意しましょう。
☆唐辛子と油の関係!
唐辛子の辛味成分は、油に溶けやすいんです。
フライパンに、油と唐辛子を入れてから添加し、徐々に辛みを移します。
(強火にして、唐辛子が焦げないように注意しましょう。)
野菜炒めやきんぴらなどにも、唐辛子を加えると美味しい。
☆唐辛子には野菜のアクを止める作用がありますよ♪
タケノコやなすを煮る時に唐辛子を入れましょう。唐辛子には米ぬかの臭みを取るチカラがあります。
乾燥した唐辛子は米びつの中に入れると、虫よけにもなります。
☆唐辛子の選び方
・赤色が鮮やかで、ハリとツヤがあるもの。
・色があせてきているものは、古くなってきています。
・切り口が変色しているものも避けましょう。
・生の赤唐辛子は、赤みがはっきりしているもの。青から赤く色づくと辛みが増すといわれているので、青くないものがよい。
☆唐辛子の保存法
乾燥した唐辛子は、空気・光・湿気を嫌います。瓶や缶に入れて、しっかり蓋をして、乾燥した冷暗所で保存しましょう。
秋、生の赤唐辛子を見かけることが多くなってきました。生の唐辛子が手に入ったら、自分で乾燥させてみませんか。
枝付きのものは、そのままひもで風通しのよいところに結んでつるします。
バラのものは、ネット等に入れて、風通しの良いところに置いておきましょう。