【MICHIKOのコラム】青唐辛子醤油

今月のお料理は「青唐辛子醤油」

アジサイの花が色鮮やかな季節を迎えましたが、皆さま、お元気ですか。

今月のお料理は、「青唐辛子醤油」です。そのままでも、煮物にも、炒め物にも、何にでも使えるピリ辛の美味しさが、詰まった醤油です。
青唐辛子を刻んで、醤油に漬けるだけの簡単便利な調味料です。青唐辛子を見つけたら、是非、作ってみてください。

醤油は、お好みのものでよいですが、店頭にはたくさんの醤油が並んでいて、どれを選んだらよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。今日は、醤油のお話をしましょう。
醤油は、ふるさとの味、家庭の味を大切にしている人が多いとか、実家から送ってもらっている人、取り寄せている人も多いと聞きます。
醤油は、その地域ごとの嗜好や取れる産物、調理法の違い等により、微妙な違いがあります。北海道では昆布などの加工醤油、濃口醤油や少し塩分が高い薄口醤油、九州あたりには甘みの強い醤油が使われていたりする等、多くの種類の醤油が作られています。

流行の生しょうゆ


最近、流行の生しょうゆ、召し上がりましたか。
加熱処理(火入れ)をしていないので、もろみ特有の香りがそのまま残っています。通常の加熱した醤油より、澄んだ鮮やかな赤い色合いです。また、酵素が生きていて、うま味やコクがあり、素材の風味や味わいを邪魔しません。この生しょうゆに初めて火が入ると、食欲をそそる香ばしさが広がります。そう、あなたが初めて火入れする人になるのです。料理するのが楽しくなりますね。

「丸大豆醤油」と「脱脂加工大豆醤油」の違い


もう一つ、醤油を選ぶ際に、「丸大豆醤油」と「脱脂加工大豆醤油」の違いに疑問を持ったことはありませんか。
丸大豆とは、醤油原料の大豆をそのまま、まるまんま、使ったものです。まろやかな、深いうま味が特徴です。色・味・香のバランスがよく、華やかな香りがあります。つけ、かけ、野菜や魚の煮つけなどによく合います。
脱脂加工大豆とは、大豆からあらかじめ油分を取り除いたものを原料として使用しています。キレのある風味、強いうま味が特徴です。しっかりとした香りがあります。油分の多いトロの刺身やブリの照り焼き等によく合います。

キャップをしっかりしめて、冷蔵庫で保管


この醤油、使っていて、色が濃くなったり、風味が落ちたりするのは酸化が原因です。
空気にふれないようにするのがコツ、他に温かいところも苦手なので、キャップをしっかりしめて、冷蔵庫で保管するのがオススメです。生しょうゆはもちろんですが、青唐辛子醤油も冷蔵庫へ入れて、最後まで美味しくいただきましょう。

食養生士 調味料ソムリエ講師 MICHIKO
Ⓒ 2018/06.MICHICO.

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