暖かい日ざしが部屋いっぱいに差し込むようになりました。
お元気ですか。
先日、スーパーの野菜売り場を除いていたら、ありました。え~、もう~。
そうです。青唐辛子です。
最近は、ハウス栽培の物をお取り寄せしたり、旬でなくても一年中、手に入りやすくなってきましたね。
青唐辛子を見ると、素通りできない・・・私、隣に置いてあった真っ赤な赤唐辛子も一緒に買い求めました。
唐辛子はおいしい♪
唐辛子にはさまざまな唐辛子があるのをご存知ですか?
唐辛子は非常に適応力の強い植物で、多くの品種が生まれ、その数は3000種類にも及ぶといわれています。
「唐辛子=赤」と思っている方も多いようですが、緑色をした青唐辛子もあるのです。
では、赤唐辛子と青唐辛子にはどんな違いがあるのでしょうか?
最近、お子様の食育に赤ピーマンと青いピーマンの違いの話をよくしています。
青いピーマンが熟成されると赤いピーマンになるのと同じように、青い唐辛子(青唐辛子)が熟成していくにつれ、赤い唐辛子(赤唐辛子)になるのです。
皆さんがよく使っている乾燥させた赤唐辛子は、完熟しているから乾燥させて保存することができますが、未熟な青唐辛子は乾燥させることが難しいので、保存したい時は、冷凍庫などに入れると長く保存することができます。
青唐辛子の旬
「ゆず胡椒」や「ペッパーソース」等に代表される青唐辛子の旬は7月~9月の夏、「薬味」として使われることが多い赤唐辛子の旬は秋です。青唐辛子の季節は短いので、早めに使いたいですね。
栄養価は、青唐辛子も赤唐辛子も特に変わらないようです。
辛さの違いですが、青唐辛子は加熱すると辛さが和らぎ、赤唐辛子は加熱すると辛さが倍増します。唐辛子の辛味成分は油に溶けやすいので、辛さがお好きな方は油を使ったお料理がオススメです。
これから、生の唐辛子が楽しめる季節、皆さんも是非、生の唐辛子の美味しさを味わってみてください。
食養生士 調味料ソムリエ講師 MICHIKO
Ⓒ 2018/03.MICHICO.